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エッセイマンガ家のスズキナリのブログです。
今回のおはなし
昨年の夏から約半年間、親子で参加する療育クラスに通っていました。
通い始めた当初の娘は周囲に関心が無く、モノにも執着のない様子。

不安なままスタートした療育の半年間の感想をマンガでまとめました!
通い始めの頃はこんな感じ
本編







あとがき

療育クラスに通う=「フツウ」になれる、ではない。
間違った期待
クラスに通い始めの頃、私は間違った期待をしていました。
それは「これでうちの子もフツウになれる」という大バカ野郎な考えです。
そもそも発達凸凹さんたちは、「いろんなことを身につける時にちょっとコツが必要な子達である」、と主治医の先生から教えてもらっていました。
そのコツを親も一緒に学ぼうね、というのが私たちが通った療育クラスの考え方でした。(※地域によって考え方は様々だと思います)
フツウになるために通うんではなく、苦手なことを少しでもできるようになりましょうってことなんですよね。
そこが私は完全に抜け落ちていたわけです。
人見知りと場所見知り
通い始めて1か月もしない頃。
今までなかった人見知りと場所見知りが大爆発し、娘も私も疲弊する日々。
本気で療育やめてしまおうかと思いました。悲しいし暑いし暑いし・・・(猛暑での抱っこはしんどい)
先生方に支えられてなんとか通い続け、夏から秋、冬となり少しずつ娘の嬉しい変化が見え始めました。
娘にとって安心できる場所
娘にとって良い刺激となってくれたようで、好きな遊具のある場所もしっかりと覚えて教室から抜け出し遊びに行ったり。
完全に自分の庭状態になるほど、安心できる場所となったようです。
入園した今、登園すると療育クラスの教室をチラッと見つつ自分のクラスへ向かうので、あの半年間のことを覚えているのかもしれないな~なんて思っています。
療育は親もしんどいかもしれない。(通う場所が遠かったりする事もあるし)
でも私たち親子は通って良かったと思っています。
費用面について
我が家の場合、月4千円台後半がMAXでした。というのも、世帯収入に応じて月の支払い上限額が決まっていて、我が家は月5千円台を超えることはありませんでした。
通所は最初は週1回からスタート。
途中から週2回通えるようになりましたが、風邪や行事などで毎週はなかなか通えず・・・最大でも月6回くらいが限度でした。
おやつも出るのですが、娘は食べ慣れないものは食べない派。
親としては「せっかくなら食べてくれよ!」と思いつつ、他の子に譲ることもしばしば・・・。(私が食べたい)
ちなみに私たちの住む地域では、4歳以上であれば保育料無償化の対象で、この療育費も無料になるそうです。我が家は娘が早生まれの2歳だったため対象外でした(クラスには5歳の子もいて不思議な感じでした)。
※詳しくはお住まいの自治体へご確認ください
場所は車で20分。運転が得意ではない私にとっては毎回しんどかった!
でも、もっと遠方から通っているご家庭もあると聞き、ありがたさも感じました。
費用や通える回数など、自治体によってだいぶ違うようです。
「うちの場合はどうなの?」というのを、通い始める前にしっかり確認して無理なく通所できるか判断しておくと安心だと思います。